ちょっと風邪気味でした はっとりです
先日 兄弟子に聞きたいことがあったので電話したら
試打情報もええけど もっとクラブの作り構造の話をブログでした方が良いよと
アドバイスを頂いたので 早速ネタを探してたら昨日師匠のゴルフギャレーヂで見つけました
お客様の持ち込んだアイアンセットのシャフト換え
メーカー名は言えませんが C社製のアイアンセットです
フェルールを割り、5番アイアンから順に熱を加えながら引っ張り抜いていきます
量産品の接着剤はなかなか緩まないのでかなりの時間熱を加えるのですが この5番アイアンはすっと抜けました
次の6番からはなかなか抜けません
なんやろなぁ~と思ってると なんと
下の写真のようになってました
わかりにくいかも知れませんが 上が5番アイアン 下が6番アイアンです
何が変かわかります?
上の5番アイアンのシャフトの先端はほとんどと言っていいほどメッキが残ってぴかぴかです
通常シャフトの先端(接着材を塗る所)はメッキや塗装を綺麗に剥がします
下の写真の左がC社の5番アイアン 右がメッキを剥がしたシャフト先端です
C社の5番アイアンのようにシャフト先端にメッキが残ったままでは完全に接着されません
少量の熱で簡単に抜けたのはメッキが剥がされてなかったからだと思います
抜けて事故にならなくて良かったなと思う一方このような量産品を見ると本当に悲しくなります
量産メーカーさんには手抜きをせず最低限安全な作業をしてもらいたいと思います
追加で 下の写真
先端に詰められた真鍮のバランサー
このバランサーがゴルファーの上達を妨げてる一つの要因です
今までこれが入って無い量産品は見た事無いです
何かおかしいなと思いの方は是非ご相談に来てください
必ず良い答えが出ると思います
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2015.12.10