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パーシモン

パーシモン

今日はラウンドレッスンで一人ぼっちのはっとりです

 

 

パーシモンと聞いて懐かしいなぁ~と言われる方は私より上の方がほとんどだと思います

 

 

私の持ってました最初のゴルフクラブはパーシモンでした

 

 

時代はパーシモンからメタルそしてチタンへと移り変わっていきました

 

 

って何の話ですかって?

 

 

ウッドと呼ばれるゴルフクラブの事です

 

 

ドライバー、フェアウェイウッド等のゴルフクラブは昔はパーシモンでできてたのです

 

 

パーシモンとは柿の木で 昔のウッドクラブは柿の木でできてました

 

 

何でそんな話今頃するのって?

 

 

実は昨日、ゴルフギャレーヂさんでの研修中にパーシモンのシャフト交換の依頼があり

 

 

実作業を教えて頂いたからです

 

 

シャフト交換の依頼は某シニアプロからで、なんでも年末のイベントでパーシモンを使いラウンドをするとの事

 

 

勿論パーシモンウッドヘッドからスチールシャフトを抜くなんてしたこともありません

 

 

そこで師匠の作業を写真でパチリ

 

 

あんまり作業内容を写真で撮りとは言わない師匠が ええブログネタや 写真、写真と言っていただいたので

 

 

遠慮なくパチパチと写真を撮らせて頂きました

 

 

まずは地味な作業からスタート

 

 

ウッドヘッドのネックに巻いてる糸をほどき

 

 

何やら目打ちで丸くホジホジしてます



これはウッドヘッドとシャフトをとめてるネジを取るための下準備中

 

 

ネジの入り口はネジ止めした後に塗装がされさらにウレタンの塗装がしてあるので

 

 

その塗料をとがらした目打ちで引っかいてネジの頭を露出させます

 

 

勿論、ウッドヘッドとシャフトは接着剤で止まってるのですが当時の接着剤は意外と弱く

 

 

抜ける恐れがあるのでこんな風にネジを入れて止めてました




かなりの時間をかけてネジを抜き

 

 

貫通してるシャフトの先端のストッパーをロングドリルで潰します

 

 

ここからがシャフトを抜く作業の本番です

 

 

先ずは、細い鉄の棒をバーナーであぶり



そのアツアツの鉄棒をシャフトの中に入れ

 

 

接着剤をバカにします




じゅうぶんに熱が入り接着剤がとけて効力が無くなったのを確認したら

 

 

真直ぐに引き抜きます







こんな風にヘッドが抜けました

 

 

また次回の研修で今度は接着を教えて頂ければ良いなぁ~と思ってます

 

 

大変貴重な体験をさせて頂きました

 

 

昔のクラフトマンは大変やってんなぁ~と感心した土曜日の研修風景でした

 

 

某プロはこのドライバーと糸巻バラタボールで何ヤード飛ばすんでしょうか?

 

 

シニアきっての飛ばし屋ですから 

 

 

今から年末が楽しみです


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2015.09.27

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